2012年6月13日水曜日

読書メモ

「キッチン」吉本ばなな

家族という、確かにあったものが年月の中でひとりひとり減っていって、自分がひとりここにいるのだと、ふと思い出すと目の前にあるものがすべて、うそに見えてくる……。
唯一の肉親の祖母を亡くしたみかげが、祖母と仲の良かった雄一とその母(実は父親)の家に同居する。日々のくらしの中、何気ない二人の優しさにみかげは孤独な心を和ませていくのだが……。世界二十五国で翻訳され、読みつがれる永遠のベスト・セラー小説。

「キッチン」
「満月--キッチン2」
「ムーンライト・シャドウ」

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