2013年12月4日水曜日

読書メモ

「社歌」弓狩匡純(文藝春秋)


国に国家があるように、
学校に校歌があるように、
企業には社歌がある。

あなたは社歌を歌ったことがありますか?

弓狩匡純(ゆがり・まさずみ)
フリーランス・ジャーナリスト。1959年兵庫県宝塚市生まれ。米ペンシルベニア州
テンプル大学卒業。アメリカ研究専攻。40カ国あまりに及ぶ海外取材経験をもとに、
国際情勢から文化、スポーツ、人物論に至るまで、幅広い分野で執筆活動を続けている
。東京都在住。著書に「国のうた」(文藝春秋)がある。

まえがき
川崎重工業 歌詞のスケールも「重厚長大」
関西電力 “クロヨンダム”を見ていた作詞家・竹中郁
キャノン 「自発、自治、自覚の三自の精神」を尊重
京セラ 人を愛し、仕事を愛する心
グンゼ 近代日本の発展を担ってきたプライド
サントリー 「赤玉」の由来は「太陽」に
JR九州 鉄道ファンのみならず一般にも広く浸透
資生堂 行間を彩る香り立つようなロマンチズム
JASRAC 音楽業界の“お目付役”の会歌
集英社 文豪・井上靖からの心優しきエール
住友金属工業 歌詞に「しぶき」「炎」など重厚な言葉が
第一興商 カラオケ・ビジネスに対する熱い思い
大成建設 「くにをつくるよろこび」を歌に
大同生命保険 「人と人のふれあい」の大切さを説く
大鵬薬品工業 「社名」のはいっていない珍しい社歌
大丸 戦後「新たなる世」の到来を告げる明るい歌詞
電通 コミュニケーション・ビジネスの使命と責任
東芝 「光」と「力」を歌詞に盛り込む
東宝 歌詞にも現れる連帯意識の高さ
TOTO キャンプ場、野外教室から全国にひろがる
明治、大正、昭和そして平成〜社歌の歴史
凸版印刷 “イメージメント”の考え方を言葉に
トヨタ自動車 80年代前半、“若さ”を基調にリニューアル
中村屋 進取の気質に富んだ社風を象徴
ニチロ 船乗りたちが美酒を酌み交わしながら大声で歌う
日本航空 黄金コンビ「谷川&芥川」出会いの曲
日本通運 「物流の主役」の心意気
日本電気 北原白秋が記した「技術への期待感」
日本郵船 近代を切り開いた自信と誇り
文化放送 日本発のステーション・ソング
文藝春秋 大正モダニズムの色香と「勇ましさ」
松下電器産業 時代の節目にあわせて四度にわたり改定
三菱重工業 “三菱魂”ここにあり
明治製菓 合併に対する期待感を歌詞の中に込める
ヤクルト 「シロタのマーク」に込められた思い
ヤマハ ニューミュージック風の軽快な旋律
ユニ・チャーム 「共に歩んでいこう」というメッセージ
吉本興業 売れっ子・つんく♂が製作&プロデュース
ライオン コーポレート・カラーの統一に合わせて
リコー 「人を愛し、国を愛し、勤めを愛す」三愛精神
ワコール 社会進出する女性への“応援歌”
満鉄 「失われた」社歌
作詞・作曲家列伝
服部克久インタビュー
参考文献及び資料・主な参考インターネットサイト

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